バレンタインデーっていうのは、私の小さい頃から女の子の間では一大イベントになっていた。最近では友チョコなんていう女の子同士でチョコを交換なんていうことになっているようだけど、昔は好きな男の子に告白するっていうので、手作りチョコでアタックする女の子多かったかな。
私が初めてチョコをプレゼントしたのは、小学校6年生のときだった。2つ年上の先輩でねぇ。当時、かなりの人見知りと恥ずかしがり屋の私が一大決心で、先輩の家まで持って行ったってのはとんでもないことだったかな。しかし、本人に直接渡すことなく、玄関のポストにポンと置いて帰ってしまったという、悲しい結末だった。それが誰かに見られていたらしく、後から噂になってしまったという更に悲しい後日談まで続く。あまり良い思い出ではないようだ。
その後は部活が忙しく、バレンタインなんていうイベントはそっちのけって感じだったんだな。高校に入って、部活の男の子皆に女子部員からチョコを贈った記憶がある。当時、部活の男子は顧問の先生コーチを入れて50人くらいだったかな。女子部員は10人。お小遣いを出し合って、駄菓子屋さんでお徳用のチョコを買い、一人5個ぐらいと決めて、袋に詰めた。当日、部活の休み時間に皆で配って回った。うちの部は私が入部する前までは男子だけのクラブだったから、先輩はすごいびっくり&すごく喜んでくれた。同輩もそうなんだけどね。モテない男子の集団ではなかった。逆に結構モテる人が多かったのに、ほんと申し訳ないくらい小さいチョコレートに感激してくださったのが、私にとっては一番思い出に残る良き想い出のバレンタインだった。
一ヶ月後のホワイトデーに、サプライズで男子部員からお返しをいただいたのもただただ感激の一言だった。女子部員一人一人に有難うとクッキーを。あの頃はほんと青春だったな。大人になってからは、こんな純粋なバレンタインデーはなかったし、今年もなかったかな。来年は旦那さんに何かしようかなと思うけどね。さてどうなることやら。