私の忘れられないバレンタインは、中学生最後のバレンタインです。
その時は周りがあげるから、自分も…と盛り上がり、無理矢理好きな人を作っていたような気がします。でも、そんな理由でも、いつの間にか本当に好きな気持が高まって、本気を出して、チョコ選びをしていました。選んでいるうちに「作る!」という選択肢にたどりつき、バレンタイン直前の日曜日に友達をチョコを作りました。今思えば恥ずかしいのですが、特大の型にチョコを流し込み「LOVE」なんてデコレートしたと記憶しています(恥)。その後、卒業式がホワイトデーで、二人で一緒に帰ったんです。高校は別々で、バラバラになってしまいましたが、淡い思い出になっています。
もう一つ、私が高校3年生の時です。一つ年上で、車を運転するようになっている先輩がターゲット(!?)でした。その方は仕事をしていたので、寒くないように~なんて、手編みの手袋をプレゼントに添えました。(この時は市販のチョコでした)鮮明に車の芳香剤のにおいや、かかっていたCDが思い出されます。ホワイトデーに電話がかかってきたんですが、その時私は風邪で寝込んでおり、電話も今のように携帯がなく、応対した父が勝手に断ってしまい…段々と気まずくなって自然消滅してしまいました。その時私は受験生だったので、マフラーなんて編んでいる暇、無かったはずなんですけれど。思い出すと、色んなバレンタインデーがありました。
続けて誰かを思い続けるという経験がない私なのですが、ずーーーっと欠かさず続いているのが、「父」へのプレゼントですね。ある時は手紙だったり、ある時は入浴剤だったり、整髪剤だったり…寒い時期なので「寒くならない靴下」なんて時もありました。父はそれをなかなか普段使いにしないので「早く使ってよ!」なんて急かしていましたが、今、娘を持ってわかるんですが、もったいなくて使えなかったんでしょうね。今も実家に行くと、父の引き出しには私からの手紙やプレゼントが大事そうに仕舞ってあるんです。今度のバレンタインデーは何にしようかな…と、父の顔を思い浮かべています。