私にとって想い出のバレンタインというと、中学校3年生の時までさかのぼります。よく考えてみたら、それを最後にもうバレンタインに誰かにプレゼントをしたことはなかったので、それで余計に記憶に残っているのだと思います。

当時、好きだった同級生の男の子の家まで行って、チョコレートをプレゼントしたのですが、一人で行くことができず、小学校時代からの親友に付き合って行ってもらったのです。まず、学校帰りに親友に私の家まで来てもらいました。そして、当時は携帯電話が普及していなかったこともあり、彼の家の近くの公衆電話から彼の自宅に電話をかけたのです。ちょうど本人が電話口に出たのでラッキーでした。そして、今から行くので家の前に出ていてもらえますか?というようなことを言って、電話を切りました。

それから約5分後、彼の家の前に行ったのです。外に出ていてくれなかったらどうしよう、と思ったものですが、ちゃんと一人で出てきてくれていました。そして、すぐにチョコレートと手紙を渡して親友と走って帰ったのでした。そんな想い出があります。その後どうしたかと言うと、学校で彼とは顔を合わせてはいたものの、もともと私たちは学校で話をすることができない環境にあったことから、照れて1ヶ月を過ごしました。

そして、いよいよホワイトデーの日、周りの友人たちから「お返しを買ったらしいよ」という情報を既に聞いていたので、期待して待っていました。学校で渡されるのかと思っていたのですが、家に帰ってから自宅に電話がかかってきたのです。外に出てこられないか、というようなことを言われて、その日は外へ出ることができず、断ってしまったのでした。そんなホワイトデーの想い出もあります。一連して、中学校時代はこの彼にだけバレンタインはチョコレートをプレゼントしていたので、バレンタインというと、どうしても中学時代の彼のことを思い出してしまいます。私にとってピュアな想い出です。