想い出のバレンタイン・・・それってきっと恋人とどうロマンチックに過ごしたのかを書くのが筋なのだと思うのですが、残念ながらそんな素敵な思い出はなく・・・。

結婚した旦那はイタリア人なので、女性から何かをあげるという習慣がもともとなくて簡単なチョコをあげた時に逆にビックリされました。

そしてそして・・・結婚相手である彼と出会うまでに本命の好きな男性にチョコレートをあげたことがないのです!たいてい職場の上司や同僚、友達などへの義理チョコを渡すのが精一杯で、自分に自信がなかったので好きな人には渡せなくて・・・。

ちなみに私にとって思い出深いバレンタインは、バレンタインチョコ売り場でアルバイトをした時のことです。nまだ19歳になったばかりのバレンタインでしたが、ときめくことがあっても抑えるのが精一杯で、それを考えないように自分には関係のない行事だとちょっとやさぐれて、さらにちょっとひねくれた気分で働いていました。

まだバブルの景気が残っていた頃で、私の取り扱うチョコレートは女性デザイナーのもので、なんと5000円のものなども!(知らないだけで今もきっとあるんでしょうね・・・)でも・・・お客さん達が真剣に悩んで、ほおを赤らめながら私に取っては高額なチョコレートを買って行くのをみて、あったかい気持ちになりました。だいたい、2週間くらいの短いものでしたが、2月14日をピークに徐々に熱気が上がって行く感じもなんとも面白かったです。

私のアドバイスで納得して喜んで買って行って下さるお客様と過ごすことで、その人と、その相手の方のキューピッドをしているようなくすぐったい気持ちもあったりして、とても充実していました。先輩のプロの販売員のお姉様達と仕事帰りに飲みに行ったりして彼女達の恋愛談を聞くのも日々の楽しみでした。全くの傍観者なままのバレンタインでしたけれど、今までの中で一番思い出深いものになっています。これから、これを上回るロマンチックで素敵なバレンタインが訪れることと、世界中の人の幸福を祈ります!