私が今でも思い出すバレンタインは、高校時代のバレンタインでしょうか・・・。
当時私は片思いの男の子がクラスにいました。理系だったためクラスの女子は少なく、クラスの女子の間では誰が誰を好きなのかはみんな公表していました。高校二年のバレンタイン当日、チョコを作ってきたものの渡す勇気のなかった私は、そのまま持って帰ろうかとひるんでいました。
その時クラスの友達が、『折角作ってきたのにそんなのダメだって。私が呼び出してあげるから向かいの廊下で待っていなさい』と言われ、言われるままに私は待っていました。しかも遠く離れた教室からは、別の女子たちが行く末を見ているのまでわかりました・・・。流石にそれを見つけた時はちょっと私も「勘弁して」と思いましたが、もうじきその彼が来るかと思うとその場を離れるわけにもいきません。
そうこう考えているうちに友人は私の好きな人を呼び出し、その現場まで連れて来てくれました。でもそういった事にちっとも慣れていない私は渡すのが精いっぱいで、きちんと好きだと伝えることも出来ず、「持って帰っちゃって」と言うのが精一杯でした・・・。そのあとその彼に直接返事を聞くことが出来ず、友達以上恋人未満の関係が結局3年近く続きました。
私、同じ人に結局2年チョコレートを渡してたんですよね。3年後、彼に彼女が出来、その後私に別の彼氏が出来、そこまで経ってからあの時の彼の気持ちを聞く事が出来ました。彼曰く、その当時どうせチョコを渡すなら直接私自身に呼び出してほしかったようです。あの時友達に頼まず、ほんの少し勇気を出して直接自分で呼び出して彼にチョコレートを渡していたらどうだったのでしょう・・。彼はそれならすぐに返事をしてくれていたのでしょうか?それともそれはあくまでも便宜的に言っただけの言葉だったのでしょうか?
今となっては彼の本意はわかりません・・・。でもきっとあの時直接自分で呼び出して想いを伝えることが出来ていたら、もう少しいい女になるのが早かったかも(笑)なんて思う時はあります。今となっては青春のいい思い出です。