もうすぐ年末になり新しい年になります。もうすぐ始まるイベント、クリスマスからお正月、そしてバレンタインとカップルの方々、また片思いの方にとって、心が弾む季節になるかもしれません。自分もこの頃になると相手が欲しくなって、また、相手が見つからずに寂しい思いをしていました。でも、そんな自分にも一度だけ心が弾んでうれしかった想い出があります。

あれは高校3年生の冬、とある後輩の女の子と知り合いました。その子は同じ高校の2つ下の子、出会ったきっかけは同じ部活の後輩の友達で、廊下などで会ったときにお互いに頭を下げる程度の関係でした。それがお正月も過ぎた頃から話をするようになって、ものは試しとデートの誘いをしてみたのです。すると「OK」の返事が。

さっそくお正月過ぎた日曜日にわずかな時間だったのですが、楽しく過ごすことができました。そのときはお互いに自己紹介や些細な話、でも会話をすることで相手のしぐさや考えていることがわかり、自分に合っている女の子、また、大切にしたい女の子なんだと思いました。

そして次のデートの日、バレンタインの日だったのですが、この前のように街をブラブラ、喫茶店でコーヒーを飲みながらの会話、そして帰りのバス停であるものを渡されたのです。そうチョコレート。生まれて初めてもらったチョコレートだったのです。そして、その子と付き合うようになったわけです。

それから自分が大学に行き、会える時間も少なくなって自然消滅のような感じで別れることとなってしまいましたが、そのときにもらったチョコの味を今でも思い出すことがあります。職場でもらう義理チョコ、家でかみさんやお嬢からもらうチョコとは比べることができないものです。

今でも、そのときのデートコースを通ったりすると、現在、その子は何をしているのか、当時、もっと大切にしてあげていればよかったと思うときがあります。今思うと、自分がちょっとでも成長することができたバレンタインデーだったのかもしれません。