僕の思い出のバレンタインといえばやはり中学生の時なんですよね。バレンタイン当日男子連中は完全に浮足だっていたんですよね。誰からバレンタインをもらえるのかほんとドキドキだったのを今でも覚えているんですよね。たいていは義理チョコとして仲のいい女友達からもらうことができるのですが、誰が人気のある女子から本命チョコをもらうのか、目を光らせていたんですよね。

僕はそういった調査みたいなのが好きだったのでどの子が誰に上げたかをいろいろと調べていたんですよね。授業が終わりある程度どの子が誰に上げたのか調べはついていたのですが、僕が気になっていた女の子だけが分からなかったんですよね。僕自身もかなり気にしていたのでいろいろと根回しをして聞き出そうと思ったのですが結局わからずじまいになってしまったんですよね。

もう誰かに上げたんだろうと思い教室から出ようとした瞬間、僕の気になっていた女の子が「ちょっと、待ってくれる」と言われたんですよね。僕は何が何だか分からずそのまま立ち止まっていたらその女の子が「体育館裏に来て」と顔を真っ赤にして言ってきたんですよね。

僕はその時、「まさか俺にバレンタインチョコを」と思ったんですよね。もういてもたってもいられなくてとりあえず、僕だけ先に足早に体育館裏に行ったんですよね。その女の子くるまでほんとドキドキが止まらない感じでしたし、もう張り裂けそうな思いだったんですよね。五分ぐらい経ってからでしょうかね。その女の子が友達と一緒に僕のところへ歩いてきたんですよね。僕ももうどうしていいか分からず、あたふたしていたら、その女の子が「受け取ってください」と手紙入りのチョコを頂いたんですよね。

僕はあまりの緊張で無言で受け取り一緒に来ていた友達もいたので足早に帰ってしまったんですよね。家に帰りすぐに手紙を取り出したら何と付き合ってくださいと書いてあったんですよね。もう次の日僕も手紙を渡し、その後付き合うことができたんですよね。僕にとっての最高のモテ期でしたね。