想い出のバレンタインについて、中学・高校にさかのぼって話したいと思います。

中学生のとき、私は野球部に所属していました。毎日毎日練習をして、土日は試合と部活漬けになっていました。しかし、そういった境遇でも、仲間と野球が出来ることに幸せを感じていたので、まったく苦痛ではありませんでした。なぜならば、仲間といっても可愛いマネージャーがいたからです。彼女の名前は、エミちゃんという子で目が二重で髪が長く、お姫様みたいな感じでした。けれども、性格はさっぱりしていて男の子とも仲良く話していました。そういうわけで、彼女に好意を持っていました。

そして、バレンタイン当日、野球部ではマネージャーが部員全員に義理チョコをあげるというイベントが恒例となっており、大変楽しみに待っていたところ、彼女が来て私にも渡してくれました。義理チョコでも嬉しいなと思いながら、部活が終わって帰宅しようとしたときに、突然彼女が現れました。どうしたの?と聞くと、さっきのは義理チョコでこれは本命チョコだよと言って、チョコを渡してくれました。さらに、手紙に「好きです、付き合ってください」という文字が。そのおかげで、めでたくはじめての彼女をゲットしました。

次に、高校のときの話として、中学のときから付き合っていた彼女とバレンタインを迎えました。毎年、手作りチョコと手紙が添えてあったので、大変うれしく思っており、保管していました。そして、当日、彼女が渡してきてくれて、中身を家で確認したところ、衝撃の事実が書かれていました。「いままで三年間付き合ってくれてありがとう。実は私、ほかに好きな人が出来たんだ。だからもう付き合うことは出来ない。ごめんね。これは義理チョコだから勘違いしないでね。さようなら」と書かれていたのです。まさかこういったイベントの日に別れるなんて思ってもいなかったので、衝撃的でした。けれども、私も彼女をほっておいてしまったので仕方ないのかな。